| Meeting Details | |
|---|---|
| Subject | 無生物主語構文「こと」を主語にした構文 |
| Speaker | Atsushi Tomii |
| Date/Time | Date: Saturday, April 15, 2006
Time: 14:00 - 17:00 |
| Meeting Place |
Forum 8 東京都渋谷区道玄坂2-10-7 (Dogenzaka 2-10-7, Shibuya-ku, Tokyo) Map @ http://www.forum-8.co.jp/k/forum8/map.html |
| Cost | JAT members: 500 yen, Non-JAT members: 1000 yen |
JATのシーラカンスが、一昔前のテーマを引っさげ、4月のJATの例会で、また、皆さんの前に立たせていただくことになりました。
そのテーマとは、味気のない学校文法を連想させることにもなりかねないので私はあまり使いたくないのですが、いわゆる「無生物主語構文」というものです。 この構文は、「もの」ではなく「こと」―――「何々がどうであること」、「何々が何々すること」、「何々を何々すること」などーーーを主語にした英語独特の構文で、日本語にはなく英語にだけ発達している構文です。 そのため、英日翻訳はもちろんのこと、日英翻訳においても極めて重要な構文です。 とくに、英日翻訳においては、この構文を上手に処理すると、翻訳臭のない自然な日本語に訳すことができ、また、日英翻訳においては、この構文を上手に活用すると、極めて簡潔な英語に訳すことができます。 この講演では、英和翻訳の際、二つのステップを使って「無生物主語構文」を自然な日本語に訳すテクニックを示し、ついで、このステップを逆に使って、 和英翻訳の際、「無生物主語構文」を使った簡潔な英語に訳す手法を示します。
講演では、この構文を中心に据え、前に「翻訳のテクニック」、そして、後ろに「因果構文」というように、 いずれもこの「無生物主語構文」と密接な関係を持つテーマをサブテーマとして配し、 出席者にも参加していただきながら、お話を進めていきます。
このテーマは、ATAやIJETなどでは何回か取り上げ、JATでもかなり昔に取り上げたことがあります。 しかし、JATの会員もその当時とは大幅に入れ替わっており、少なくとも月例ミーティングに出席する人たちに関していうならば、90%以上は新しい人たちのようにも思えますので、 このテーマを取り上げても、「また、あれか!」と思う人もなかろうと思い、あえて、このテーマを取り上げることにしたわけです。
この「無生物主語構文」というのは、私が35年ほど前から、自分の生涯のテーマとして研究し続けてきたもので、 何冊かの拙著にも、切り口をいろいろ変えて紹介してきました。 自分で言うのも、自画自賛的できまりが悪いのですが、多くの読者から「目から鱗。。。」という同じ言葉を使ったお褒めの言葉をたくさんいただいているものです。 ぜひ、多くの方々にお聴きいただきたいと思っております。
Atsushi Tomii was born in Japan in 1934. After working for a Swiss trading company and an American industrial machinery manufacturer, he founded his own company, Techlingua, Inc., in 1974. He has been devoted mainly to translation and language education services, and writing and editing translation-related books and dictionaries, including the Japanese-English and English-Japanese Science and Engineering Dictionaries, Practical Handbook on Prepositions, The Dictionary of Expressions in English, and The Dictionary of Technical English Sentence Structures. He has delivered presentations at numerous JAT meetings and IJET conferences.