| Meeting Details | |
|---|---|
| Subject | 一ランク上を目指す翻訳ノウハウ - 翻訳上の工夫と営業上の工夫 |
| Speaker | 姫野幸司 |
| Date/Time |
Friday, June 17, 2005 |
| Meeting Place |
Forum 8 Room 774 |
| Cost | JAT members: 500 yen, Non-JAT members: 1000 yen |
| R.S.V.P. | tac@jat.org |
【講演内容】
第1部: 論文や報告書における日本語の悪文(長文)の翻訳処理法(英訳編、実習形
式)
論旨が一貫していない、同じ内容を何度も繰り返す、何が言いたいのか分からない文
章を英訳する場合、どのように読み取り、背景知識を総動員して原文を再構成して原
意に沿って英訳していくのか。例文に基づいてその過程を示す。出席しているNS日英
翻訳者の方にも意見やアドバイスを頂きながら考察していく。
第2部:
動詞の訳出の工夫(和訳編)
和訳の場合、専門用語よりも一般的な動詞や名詞の訳出が難しい場合が往々にしてあ
る。日本語として読みやすい訳文にするために、1つの動詞に対して複数の訳語が反
射的に思い浮かぶようなトレーニングをする必要がある。その事例としてincludeや
developなどの訳例を紹介する。数々の訳語を知っていれば、英訳にも役立つ。良き
和訳ができる翻訳者が良き英訳ができる翻訳者という持論を持つ。日英または英和の
いずれのかの翻訳に特化するのではなく双方の翻訳が可能ということが日本人翻訳者
の強み、売りであると考えている。
第3部:
地方在住翻訳者がコンスタントに仕事を獲得する方法
大都市近辺(福岡、大阪、名古屋、東京、仙台、札幌)以外の地方在住者、一般企業
や翻訳会社での社内翻訳経験がなく、その上コネが一切ない者がフリーランサーとし
て地方で生活翻訳者としてスタートする場合、出発はトライアルである。その後、現
在に至るまでどのようにして仕事をコンスタントに得るようになったかを紹介してい
く。地方在住者は定期的に上京し、生の情報を得るべし。翻訳会社の担当者や翻訳仲
間とのオフ会やノミニケーションも大切。苦節10年後の自信。
【講演者略歴】
氏名:姫野幸司(山羊座、ラテンな性格)、屋号:翻訳オフィスヒメノ
居住地:宮崎県宮崎市(周囲は田園地帯、ADSLの速度も1.0M
が限度)
英日/日英/西日/日西翻訳者
翻訳専業年数:13年
翻訳分野:原子力、建設土木(地震も含む)、環境
翻訳内容:論文、報告書、雑誌(ナショナルジオグラフィクスの翻訳経験あり。原子
力業界雑誌
“Nucleonics Week”のレギュラー翻訳者(12年間継続中)
経歴:
北九州大学文学部英文科卒業後、旅行会社勤務(添乗員)。その後、学習塾個人経営
(12年間、200名近い生徒を相手に各教科の指導、受験対策)に携わる。6ヶ月間スペ
インのグラナダに遊学(スペイン語学習)。1992年にフリーランス翻訳者としてス
タート。
所属:
日本翻訳連盟、日本翻訳者協会、宮崎イベロアメリカ国際交流協会
http://www.vamos.ne.jp/(事務局長)、宮崎多言語サポートネットワーク代表
趣味:
ジョギング、登山、写真撮影、料理(スペイン料理のパエリャを得意とする)