事業の成果
I 事業概要
本協会(JAT)の会員数は2007年3月末現在で428名(前期454名)。2006年度は従来に引き続き、翻訳通訳に関する研究会を開催し、メーリングリストとウェブサイトを運営し、英日・日英翻訳国際会議を開催し(IJET-17、於神戸)、新人翻訳者対象の第3回コンテストを実施した。2006年6月の総会後、理事長にはNora Stevens Heath理事、副理事長にはBrian Hyman理事が就任したが、同年11月のNora Stevens Heath理事の理事長辞任に伴い、Brian Hyman理事が副理事長から理事長に、今年度新たに就任したManako Ihaya理事が副理事長となった。
今年度の各理事の主な担当業務は次のとおりである。Brian Hyman理事はIJET実行委員会との連絡・調整、Cliff Bender理事は各種委員会の運営全般と第3回新人翻訳コンテスト、Manako Ihaya理事は会員管理(Nora Stevens Heath理事から引継ぎ)、岩田香理事は事務運営(会計等)、Paul Flint理事は事務運営補佐、Ryan Ginstrom理事はウェブサイトの管理(ウェブマスター)、Karen Sandness理事は2007年6月にイギリスBathで開催予定のIJET-18担当者との連絡・調整。理事が一同に会しての理事会は総会時(神戸)および2006年11月11日(広島)の2回開催し、あとは理事用のメーリングリストで随時情報を交換しつつ、会の運営をすすめた。
II 事務運営
岩田香理事が事務運営全般の担当理事となり会計および会員業務を担当した。会員登録の自動化により、事務手続きが大幅に軽減されたため、事務職員田邊綾子との契約を終了した。
会員登録: Manako Ihaya理事が、会員登録と名簿管理にあたった。
会員サービス: Brian Hyman理事(副理事長のちに理事長)が会員サービス全般およびIJET実行委員会との連絡・調整を担当した。ウェブサイトの管理(ウェブマスター)はRyan Ginstrom理事、メーリングリストの管理(2006年)はKaren Sandness理事、国際会議IJETの準備・運営はIJET17、IJET18、IJET19のそれぞれの実行委員会の協力を得た。
選挙管理委員会: 本年度は以下の会員が委員となり、2007年度の役員選挙が実施された。
Dan Castellano(委員長), 佐藤幸浩, 川辺陽子
III 事業実績
1.研究会の開催
2006年度の東京地区活動委員会(TAC)の運営は、委員のLisa Hew, Helen Iwata, 嵯峨根清子が担当し、ほぼ毎月1回会合を開催した(合計10回)。2006年度には合計208人の会員、74人の非会員が参加した(いずれも前年度より20名以上増加)。その他の各地では、沖縄、名古屋、神戸、米国オハイオ州などで、不定期に会合が開催された。
2.メーリングリストおよびウェブサイトの運営
1) メーリングリスト:一般会員を対象としたメーリングリスト JAT-List (2007年3月31日現在の登録者数約400人) のほかに、当会の運営に関するJAT-Admin (同登録者数約110人)、当会のイベントなどを告知するJAT-News(同登録者数約450人)、および理事・監事の連絡用のJAT-Board (同登録者数10人)を管理している。JAT-Listには毎月平均200本程度の投稿があった。
2) ウェブサイト: 新たに翻訳関連記事7本、翻訳コンテストの告知や審査結果などが掲載され、研究会などのイベント告知がなされた。また、サイトへのアクセスを自動的に管理するシステムを導入してセキュリティの強化と個人情報の保護をはかり、メーリングリストへの投稿メッセージを保存するアーカイブを構築した。前年度、パスワードを紛失した会員からの問い合わせが多かったために、パスワード通知サービスを追加した。理事選挙を円滑に進めるための新たなシステムも導入した。
3.英日・日英翻訳国際会議 (IJET)
IJET-17 (2006年6月17日-18日)
「フリーランス翻訳・通訳者の仕事と生活」をテーマとして神戸国際会議場で開催され、200名近くが参加した。参加者全員を対象とした「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の両立)」のパネルディスカッションをはじめ、20以上の分科会が開催された。今回のIJETを契機に、「IJET開催ガイドライン」を理事会で作成・承認した。毎年のIJETごとに結成される実行委員会が準備を進める際の参考とする、IJET実行委員会とJAT理事会との連絡・調整を円滑に進める、の2つを目的としている。
IJET-18 (2007年6月23日-24日予定)
「翻訳・通訳における技術利用」をテーマにイギリスのバースで開催予定(http://ijet.jat.org/ijet-18/)。
IJET-19 (2008年4月12日-13日予定)
沖縄での開催が決定され、今後詳細を検討していく。
4.書籍等の出版
IJET-17の会議録を作成した。
5.その他、本会の目的を達成するために必要な事業
1) 第3回JAT新人翻訳者コンテスト
開催スケジュール
2006年
10月1日 JATサイト(www.jat.org)に日英・英日両部門の課題文を掲載
10月31日 訳文提出締切 (メールによる)
2007年
1月22日 第1次と第2次の審査を経て選ばれた受賞者をJATサイトにて発表
(受賞者には直接連絡)
3月初旬 両部門の入賞者の翻訳文と講評をJATサイトに掲載
6月23-24日 両部門の第一位の受賞者をIJET-18に招待
英日部門には過去最高の47人から応募があり、第1位に川口満里子(広島県広島市)、第2位に大平和美(State College, PA, USA)が選ばれた。日英部門にも過去最高の29人から応募があり、第1位にSteven Fraser Smith (Portsmouth, UK)、第2位にMadelein Shimizu (岐阜県岐阜市)が選ばれた。審査員は第2回コンテストと同様、英日部門は安藤進、石崎敏明、小河原順子、日英部門のMalcolm James, Steve Venti, Ken Wagnerのそれぞれ3名の方にお願いした。
事業の実施に関する事項
(1)特定非営利活動に係わる事業
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事業名 |
事業内容 |
実施日時 |
実施場所 |
従事者の人数 |
受益対象者の範囲及び人数 |
支出額 |
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研究会 |
翻訳研究 |
計10回 |
東京都内 |
3人 |
会員および |
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メーリングリストの管理 |
会員への連絡、翻訳に関する情報、意見交換 |
通年 |
全国および海外 |
1人 |
会員全員 |
0 |
|
ウェブサイトの管理運営 |
翻訳に関する情報、意見、研究報告の交換および掲載 |
通年 |
全国および海外 |
3人 |
不特定多数 |
0 |
|
第3回新人翻訳者コンテスト |
新人翻訳者の発掘と奨励 |
2006年11月〜2007年1月 |
全国および海外 |
8人 |
実務翻訳経験3年未満の会員および一般 |
434 (前期548) |
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第17回英日・日英国際翻訳会議(IJET-17)の準備・開催 |
会議日程立案、講演者募集、会場手配などの準備作業 |
通年(会議は2006年6月16-18日に開催) |
神戸 |
8人 |
会員および一般参加者約 200人 |
4,952 |
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第18回英日・日英翻訳国際会議(IJET18)の準備・開催 |
会議日程立案、講演者募集、会場手配などの準備作業 |
通年(会議は2007年6月22-24日に開催) |
イギリス バース市 |
6人 |
会員および一般参加者約100人 |
667 |
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創立20周年 記念行事 |
東京、シドニー、大阪、名古屋、ロサンゼルス、サンフランシスコでパーティを同日開催 |
2006年 2月25日 |
東京その他5都市 |
6人 |
50人 |
6 |